「花粉症・アレルギーを予防するバルバロイン」
近年、アレルギーの時代といわれ、ぜんそくや鼻炎、アトピー性皮膚炎などが急激に増えています。
アレルギー疾患が増えている背景には、食生活が欧米型に変わり、乳製品や肉、卵など動物性のたんぱく質や脂肪を多く摂るようになったことが挙げられます。
花粉症もアレルギーの一つで、いまや日本人の約15%が悩まされている国民病です。
アレルギーの原因とされる、肥満細胞から放出される顆粒の代表はヒスタミンで、山本政利薬学博士は「アロエの苦味成分であるバルバロインにヒスタミン遊離作用があること、しかも抗アレルギー薬トラニラストの3.5倍も強いこと」を発見しました。
別の研究報告では、「アレルギー体質の改善は便秘や下痢をなくし、おなかを適温にして腸内環境をよくすることである」とあり、このことからも緩下、健胃作用があるキダチアロエは、アレルギー予防に適した植物であることがわかります。
参考文献 「キダチアロエの効用と利用法」