アロエには肥沃な土壌が不可欠

アロエの挿し穂づくりと並行して行うのが、定植する畑の土壌づくりです。

肥料として必要な成分は、一般に窒素・リン酸・加里ですが、カルシウムやマンガン等のミネラル、発酵鶏糞や苦土石灰、園芸用化成肥料なども入れます。

そして何より当社がこだわっているのが「バーク堆肥」です。

これは木の皮を発酵させたもので、土中の保水性や通気性を高め、有用な微生物を増やすために欠かせないもので、アロエの生育を促進し、生命力を強めます。

挿し穂が根を出し、安全で栄養豊富な土壌が完成したらいよいよ定植です。

畑は水はけを良くし通気に注意します。キダチアロエはアロエの中でも育てやすく、病虫害もほとんどつかないため無農薬で栽培できるといわれていますが、より成分の豊かな高品質のアロエを育てるために、農園スタッフたちは毎日アロエの微妙な変化に注意を払っています。