キダチアロエの利用目的多いのは便秘と胃の不調

キダチアロエは、その作用と安全性から民間薬的に伝承され、多くの人に使用されてきました。

 

昨今は大学や研究機関で薬理的研究がすすめられ、健康に役立つ成分が発見されて、さまざまな作用が認められてきています。

キダチアロエの苦み成分「バルバロイン(アロイン)」が、大腸内の水分を増加させて便を柔らかくし、

同時に直腸やS字結腸を刺激し蠕動(ぜんどう)運動を誘発するため、排便がスムーズになります。

 

抗潰瘍成分の「アロエウルシン」が、新陳代謝を盛んにして新しい組織を盛り上げ、胃粘膜の炎症や潰瘍を修復します。

抗炎症作用のある「アロイン」も脇役として働きます。