アロエの働き「やけど」

「火傷や切り傷を治し傷痕を修復するアロエウルシン」

やけどは直後の処理が非常に大切です。
熱湯を浴びた場合は、流水でじゅうぶんに冷やしすことが大切です。
処置が悪いとケロイドが残ってしまいます。

軽い火傷を家庭で治療する場合は、アロエの生葉のゼリー状の部分を患部に貼り、熱を取ります。

生葉がない場合は軟膏や練り状オイルにアロエの粉末を混ぜて、ガーゼなどに伸ばして貼り、1日に数回取り換えます。

アロエの成分「アロエチン」と「アロミチン」は抗菌・抗毒作用があり、火傷による二次感染を防ぎ、「アロエウルシン」が組織の肉芽形成を促進し、欠損部分の修復を早めてくれます。

「アロエで火傷を治療するとケロイド状の傷跡が残りにくい」と言われますが、これは主にアロエウルシンが作用しているためです。

参考文献 「キダチアロエの効用と利用法」